皆さん大好き EC2 です。
資料は connpass からリンクされている こちら 。
前回の S3 入門の記事は こちら
AWS コンプリータ
ハンズオンに入る前に話題にできてた AWS コンプリータなんですが、これ全く知りませんでした。
bash – 組み込みのコマンド complete を使用します。
$ complete -C '/usr/local/aws/bin/aws_completer' aws
AWS コンプリータを設定すると、大量にある aws
コマンドのオプションがタブ補完が効くようになります。
自身の環境( macOS )を検索するとちゃんと /usr/local/aws/bin/aws_completer
に実行ファイルがありました。
bash を利用しているのであれば ~/.bashrc
に設定すれば、次回以降補完が効くようになります。
$ echo "complete -C '/usr/local/aws/bin/aws_completer' aws" >> ~/.bashrc
上記を設定してターミナルを再起動したあとは、例えば $ aws e
でタブキーを叩くと
$ aws e ec2 elasticache emr ecr elasticbeanstalk es ecs elastictranscoder events efs elb eks elbv2
ちゃんと補完候補がでてきました。
$ aws ec2
でタブを叩くと
$ aws ec2 Display all 329 possibilities? (y or n) accept-reserved-instances-exchange-quote accept-transit-gateway-vpc-attachment accept-vpc-endpoint-connections ...
と、ちゃんと ec2
のオプションが大量に出てきました。
恥ずかしながら 20 年コマンドラインを叩いているのに bash の組込コマンド complete
も知りませんでした。
bash の補完に使うコマンドなんですね。
所感
肝心のハンズオンをすっ飛ばした感想で申し訳ないんですが、このような思いも寄らない知見を得れるのは、勉強会に参加する喜びの一つですね。
ハンズオンも知ってることは多かったものの ユーザーデータの作成 とかは、普段使わないのでもちろん勉強になりました。
ユーザーデータで、「EC2 起動時に内部で aws コマンドを叩いて自身で EIP を設定するようにするのとかエモくないですか」(実際に話した言葉とは違うので雰囲気だけはこんな感じだったかと)はとても共感できました。
能動的に EC2 が自身の設定をしていくのすごいエモい。