omuronの備忘録

個人的な備忘録

GraphiQL で GraphQL をお気軽に試す

GitHub が公開しているサービスの GraphiQL を利用すると簡単に GraphQL を体感できるので試してみます。

事前準備

以下の URL にアクセスすると GraphiQL サービスにアクセスできます。

URL : https://developer.github.com/v4/explorer/

Start exploring GraphQL API queries using your account’s data now

GitHub アカウントのデータを使用して GraphQL API クエリの探索を開始しましょう。
ということで「 Sign in with GitHub 」で連携して利用を許可します。

f:id:omron:20200804200129p:plain

Docs

右側の Docs から API 仕様の探索ができます。

f:id:omron:20200804200226p:plain

ユーザー情報をとるクエリを探索してみます。 Docs -> Query の順にクリックし、下にスクロールする user クエリが見つかります。

f:id:omron:20200804204021p:plain

user クエリ

user(login: String!): User

user クエリを深堀りします。
カッコの中がパラメータで、 型についている ! は必須パラメータという意味です。
login パラメータに文字列型の指定が必須であることがわかります。
戻り値は、 User オブジェクトです。

User オブジェクト

User をクリックすると、オブジェクトの詳細が見ることができます。
idbioemail など、ユーザーに紐づく情報があることがわかります。
ここでも ! がついている場合は、必ず存在します。

Explorer

user クエリを Explorer を利用して呼び出してみます。
Explorer をクリックして、 user にチェックを入れることにより、必須のパラメータ login の入力を促されます。

f:id:omron:20200804201623p:plain

ログイン情報を入力し、取得する値をなにか選択(ここでは bio )することにより、クエリが簡単に構築できます。
右三角ボタンで実行することにより、右側のペインに結果の json が表示されます。

f:id:omron:20200804202022p:plain

変数の利用

QUERY VARIABLES を利用して、JSON 形式で変数を利用できます。 loginName という変数名を、値 omuron で指定する例です。
この情報を QUERY VARIABLES に記載します。

{
  "loginName": "omuron"
}

定義した変数は query のパラメータに渡す必要があります。
変数は $ をつけることより、呼び出すことができます。

query ($loginName: String!) {
  user(login: $loginName) {
    bio
  }
}

f:id:omron:20200804202619p:plain

まとめ

GraphiQL サービスを利用することにより、 GraphQL を簡単に体感することができます。
GraphQL を呼び出す感覚を掴んでから、サーバーサイドの実装にチャレンジしていきたいと思います。