MultiAZ, Multi Region戦略のまとめで、知ってる人も多いけど基本を抑えるための内容です!
セッション
MultiAZ, Multi Region戦略のまとめ
講師:アマゾン ウェブ サービス ジャパン、シニアエバンジェリスト 亀田氏
- 3/2 大阪リージョン!
- US と特殊事情の中国以外では初めての複数リージョン
- US は広いから複数リージョン
- 日本は商習慣からの要望
- 大手町の一極集中問題がある
- 中国と政府用リージョンは特殊
- アベイラビリティゾーン
- AZ 間通信は通常1msec以下、どれだけ混んでても2msec以下
- 1つの AZ は落ちることは前提、2つの AL を使っての SLA が規定されている
- ゲームとかだと速度のためにあえて単一 AZ 利用する場合もある
- AZ は1つ以上のデータセンターから構成
- 1つの DC は2つの AZ に所属しない
- 6つの DC を持つ AZ もある
- Direct Connect
- 東京リージョンから独立しているので東京の障害の影響受けない
- 大阪向けの Equinix OS1 は東京リージョンにあるけど心配しなくていい
- RPO/RTO は必ず考える
- Recovery Point Objective
- どの程度のデータ損失が許容される?
- Recovery Time Objective
- どれぐらいで復旧時間かけていい?
- ビジネス要件として設定
- コストが指数関数的に増えるため
- Recovery Point Objective
- 東京大阪リージョン間
- 400KM, 8msec 遅延
- DR 4つのシナリオ
- シングルリージョン DB での高可用性
- Amazon RDS は bin log 形式で同期、ストレージは独立
- データロストの懸念あり
- Amazon Aurora は、ストレージ共有
- 数10msec でフェイルオーバーできる
- Amazon RDS は bin log 形式で同期、ストレージは独立
- Aurora グローバルデータベース
- 書き込み転送
- Aurora Multi Master は後勝ちモデル
- シャーディングして混ざらないように工夫するとか
- AWS Backup
- バックアップ&リストアするならこれを使うと簡単
- サーバーレス
- リザーブしておかなくても起動できる
所感
サーバーレス Aurora と違って、グローバルデータベースはプロダクト向けなのね。 Aurora グローバルデータベースは存在を知っているだけだからちゃんと調べないと駄目だ。
ゲームとか高レイテンシーを実現する場合は、あえて単独 AZ にしている事情があるんですね。
AWS 的には、AZ 1つだけだと落ちてもいい前提とのことだけどそんなことを中の人が言ったら炎上したり逆ギレと思われたりとかありそうで、サービス提供側の苦労が垣間見えました。
資料が非公開 SlideShare ですが、皆さんどう管理しているんだろう? いい資料だから見直したくても雑な管理だとなくしてしまいそうなんですよね。