omuronの備忘録

個人的な備忘録

「AWSの基礎を学ぼう 第四十三回 Amazon Route 53」 #awsbasics 受講メモ

awsbasics.connpass.com

DNS 全般の話と、Route53 に特化した話があったので、Route53 の部分をメインでメモ。

セッション

Amazon Route 53 / Amazon Route 53 Resolver

講師:アマゾン ウェブ サービス ジャパン、シニアエバンジェリスト 亀田氏

DNS とは

  • Name Server
  • Full Service Resolver
    • いわゆる一般的な DNS サーバー
  • Stub Resolver
    • ネイテイブアプリなどが利用
  • Forwarder
    • 問い合わせ元で処理をかえる
    • 社内向けと社外向けとか
      • for Internet / for VPC / for On-premise

Route53 Hosted Zone

  • Public Hosted Zone
    • インターネット向け
  • Private Hosted Zone
    • VPC / On-premise 向け

Route53 Resolver

  • VPC 標準の DNS サーバー( Forwarder + Full Service Resolver )
  • VPC 作る際にデフォルトで有効化されている
    • VPC 毎に有効無効設定可能
    • IP アドレスが自動で DHCP で配布される
  • FQDN で必ずアクセスすべき
    • IP アドレスが変わってもアクセスできるようにしておく

Route53 Resolver for Hybrid Clouds

  • エンドポイントが2つできる
    • Outbound/Inboud の ENI が作成される
      • SG で53ポートを開ける必要あり
    • Outbound
      • AWS からオンプレ向けの名前解決
    • Inboud
      • オンプレから AWS 向けの名前解決

レジストラ連携:ドメイン登録

Zone Apex

ルーティングポリシー

  • シンプル
  • 荷重
    • 比率で分配
    • A/B テストや B/G デプロイに利用
  • フェイルオーバー
    • ヘルスチェック結果で利用可能なリソースへ分配
  • 複数値回答
    • 複数まとめて返すのでユーザー側で処理
    • yahoo とかが利用している
  • レイテンシー
    • 近い場所を返す
    • 一定期間中に実行されたレイテンシーの測定値に基づくので変化していく
  • 位置情報
    • IP アドレスベースの位置情報の近いものを返す
  • 物理的近接性

DNSSEC

  • 攻撃者が違う DNS をスプーフィングしたときに防ぐ機能
    • アプリが対応してないと意味がない
    • 企画倒れ?

所感

この勉強会では Chime の250人制限が問題になっているので
「Zoom エンタープライズで500人入れるので持ってる人は貸して欲しい。」 とのこと。
特典がすごい!必ず聞ける+亀田さんが特別講演してくれるそうです!

逆引きの読みは「ぎゃくびき?」「さかひき?」と話題になりましたが、亀田さん以外は「ぎゃくびき」と読んでいるみたいなので、亀田さんも今後は「ぎゃくびき」派へ。

Route53 のおかげで DNS がとても簡単に SLA 100% で扱えるようになりました。
AWS のリソースはエイリアスレコードで登録しておくことだけ抑えておけば、通常の利用では問題ないと思っています。
最近は、VPC プライベートゾーン向けも活用して、エンドポイントとなる Interface と AWS リソースとなる Repository の物理層を依存させないように気をつけるようにしています。