自分で好きな AMI を作って共有もできるサービスの Amazon EC2 Image Builder です。
セッション
Amazon EC2 Image Builder
講師:アマゾン ウェブ サービス ジャパン、シニアエバンジェリスト 亀田氏
EC2
- インスタンスタイプ(スペック選択)と AMI (OSイメージ)と その他の設定(AZやサブネットとか)を設定して起動する
- EC2 Image Builder はこれを作るサービス
- インスタンスの構成情報を含んで、自由にカスタマイズしたゴールデンイメージを作成できる
「EC2 Iamge Builder」 vs 「EBS Backup / Snapshot」
- EBS Backup / EBS Shanpshot は有料
- 技術的には同じこともできる
- スタートアップ向け
- EC2 Iamge Builder は無料
- ゴールデンイメージを作る
- 作る過程で起動テストがあり EC2 が起動するためその料金はかかる
- AMI に YAML で指定した内容を自動で適用していく
- セキュリティパッチを当てる場合など、構成が変わる場合は再作成が必要
- イメージの作成直後にテストなどを自動化できる
- 頻繁に更新するならコンテナが楽
- KMS で鍵をかけている場合は共有に注意
- 大企業向け
- ゴールデンイメージを作る
EC2 Iamge Builder
- パイプラインで自動化で作成
- コンポーネント
- イメージレシピ
- イメージレシピで CI/CD 全体の構成を管理
- イメージパイプライン
- イメージレシピと連携して作業を行う実作業工程
EC2 Iamge Builder Docker Support
- コンテナイメージも作れるようになった
- Code シリーズのほうが便利?
- EC2 Image Builder を使い慣れてる人向け
- Public なイメージを取得して YAML でカスタマイズできる
所感
久しぶりの開催&今年初の「AWSの基礎を学ぼう」でした。
この勉強会がお昼にあると月曜がきたという感じですね。今年もよろしくお願いいたします。
最近はコンテナしか使わなくなっているので、 EC2 Image Builder を使うことはしばらくなさそうかなーと思いました。
機械学習とか GPU 使いたい場合に、他の方の AMI を共有してもらうとかのユースケースがあれば活用しそうかな。