聞いた記憶もないサービスの Amazon Timestream です。
セッション
Amazon Timestream
講師:アマゾン ウェブ サービス ジャパン、シニアエバンジェリスト 亀田氏
時系列データとは
- 時間経過とともに変化する事象を計測
- タイムスタンプとともに記録されたシーケンスデータ
Amazon Timestream
- 時系列データを扱う DB
- 高速、スケーラブルでサーバーレス
- ストレージ Tier が2つ
- インメモリ:速度を求められるもの
- マグネティックドライブ:恒久的に保存しておく必要のあるもの
- ライフサイクルポリシーでインメモリからマグネティックに移動できる
- スケーラブルポイントが3つ
- エンドポイント
- ストレージ
- クエリプロセッサー
- 東京リージョンにはまだない
- 1日数兆個のデータを扱える
- 少ないデータなら Timestream 使う必要もない
- 活用事例
- IoT
- センサーネットワーク、在庫計画
- 交通状況、物流管理など
- アナリティクス
- クリックストリーム分析
- 株市場、需要予測など
- DevOps
- アプリケーションモニタリング
- ソフトウェアシステムモニタリングなど
- IoT
- NoSQL Like だけど DynamoDB ほどの柔軟性はない
- 時系列機能
- 補間関数:時系列データの欠損値の保管が可能、4つの手法
- 線形補間
- 補間(3次スプライン補間)
- Laat Observation Carried Forword補間
- 固定値補間
- 補間関数:時系列データの欠損値の保管が可能、4つの手法
- レコードにおけるディメンションとメジャー
- ディメンション:IoTにおけるロケーションやセンサーデバイスの個別の情報のようなキーに相当するデータが格納
- メジャー:実際のデータ
所感
Amazon Forecast とかでも扱うような時系列データ専用の DB のお話でした。
途中で「CloudWatch のバックエンドとかで使ってるのかな?」というコメントに対して、
バックエンド実装は、非公開なので実際のところは不明だが、バックエンドで使われているなら、すでに東京リージョンのサービスとしてきているだろう
との予想を言ってて、なるほどと思いました。