「エンジニアリング組織論への招待」が面白かったので、広木さんの話を聞きたくて参加しました。
スピーカー
- スピーカー
- 広木 大地さん/(株式会社レクター取締役/日本CTO協会理事 )/[@hiroki_daichi]
- 佐藤 将高さん(ファインディ株式会社)/[@ma3tk]
- モデレーター
- 山田 裕一朗さん(ファインディ株式会社)/[@yuichiro826]
パネルディスカッション
なぜ、開発者体験 Developer eXperience が注目されている?
- 広木さん
- デジタル時代は超高速な仮説検証能力を得るには2つのDXが必要不可欠
- 企業のデジタル化
- 開発者体験
- 給料が高くても人は来ない
- 開発者体験が大事
- デジタル時代は超高速な仮説検証能力を得るには2つのDXが必要不可欠
開発者体験の向上とは?どんな効果がある?
- 佐藤さん
- 開発者体験向上には3つの要素を連動させながら実現
- 良い組織文化づくり
- 新しい挑戦にオープン、失敗の強度が高い、納得できる評価制度
- ビルドスピード早い、テストカバレッジ広い、安心して開発できる環境
- 生産性向上
- 開発ボリューム、開発効率を可視化して定期的に改善
- 可視化できないとエンジニアとそれ以外で対立する原因になる
- 可視化して共通言語にして上層部/営業などにもわかるようにする
- 例)
- プルリク数、プルリククローズ時間、プルリクレビューまでの時間、レビューからクローズまでの時間
- 開発クオリティを維持するプロセスを設計
- 開発ボリューム、開発効率を可視化して定期的に改善
- 採用力強化
- 良い組織文化と高い生産性が採用につながる
- 採用の成功が新たな組織文化と生産性向上を生む
- 良い組織文化づくり
- 開発者体験向上には3つの要素を連動させながら実現
- 広木さん
- 良い組織文化がないとチャレンジできる会社にはならない
- 失敗できる強度が高いことが大事
- その会社にいてキャリアが詰めないと生産性はあがらない
- テストカバレッジとか見えないところに投資する価値がなくなる
- ダイナミックケーパビリティ
- 変化に対応できる文化的資本、挑戦、失敗に対する許容
- 挑戦できる環境なら、居続けることができる
- そのために生産性を上げたりするモチベーションになる
- 文化を作るときは仲間づくりが必要
- 文化は感染する、感染症と同じ
- 小さなアクションでも具体化して仲間を見つけて広げていく
- 文化をコミュニティやブログなどで伝えるほうが広告よりも採用効果がある
- 非エンジニアは、普通の採用と同じように考えがちで、重要さがわからない
- 文化が回らないと採用につながらない
- 社内の取り組みをきちんと対外的に発信することが大事
- 社外に文化が漏れ出るくらいにその会社のイメージがつくと文化醸成できている
- 良い組織文化がないとチャレンジできる会社にはならない
- プルリク数、プルリククローズ時間、プルリクレビューまでの時間、レビューからクローズまでの時間
まとめ
FAQ
- ブログ続かない問題について
- 広木さん
- すごいことを考えず、インプットしたことをまとめてアウトプット
- 色気出して文章を書くと読むに耐えない内容になる
- 学んだことをそのまま書く、個人的な備忘録のほうが長続きする
- 広木さん
- 文化を変えるときについてこれない人
所感
- 発信のコツは学んだことをまとめて出すだけ
- 個人的な備忘録という位置づけのほうが長続きする
は、まさにそうですね。
カッコつけて書こうとしても進まないし、ネットのゴミになる後ろめたさはあるものの、あまり気にせずに自分用の備忘録を取るようにしてます。