前回申込忘れで受けることができませんでした。
今回は画像解析の Amazon Rekognition です。
セッション
講師:アマゾン ウェブ サービス ジャパン、シニアエバンジェリスト 亀田氏
Amazon Rekognition
- 以下の検出に対応
- 物体とシーンの検出
- AWS の学習済みデータなので汎用的なもののみ認識
- サポートに対応する物体やシーンの要望を出すこともできる(が実装されるかは別)
- カスタムラベルで独自な検出も可能
- AWS の学習済みデータなので汎用的なもののみ認識
- 顔認識
- 年齢、性別、感情など
- 2つの写真で「顔の比較」もでき、同一人物か推測できる
- 顔検索
- 一度 Rekognition に登録すると自分専用の S3 にインデックスとして登録される
- 画像が保存されるのではなく、特徴量のみ特徴量コレクションとして保存される
- 同じ顔写真の検索ができるようになる
- 学校にくる写真屋さんとかで自分の子供を検索できたりする事例など
- 一度 Rekognition に登録すると自分専用の S3 にインデックスとして登録される
- イメージモデレーション
- 明示的なヌード - Explicit Nudity
- ヌード検出
- 暗示的なヌード - Suggestive
- 水着とか検出
- 2次元は検出できない
- 明示的なヌード - Explicit Nudity
- 物体上のラベル認識
- アルファベットのみ、上限50単語
- テキスト認識は Amazon textract が対応
Amazon Rekognition Video
Amazon Rekognition Custom Labels
- 転移学習、すでにあるモデルを使って少しのデータで新しいモデルを作る
- 20-30枚学習させると独自モデルを作れる
- ラベリング作業が必要
- SageMaker Groud Truth を使ってラベリングを自動化もできる
データプライバシーの注意
- オプトアウトしない限り Rekognition の学習に使われるので注意
よくある質問 - Amazon Rekognition | AWS
Amazon Rekognition は、下記のようにオプトアウトしない限り、サービスの提供と保守、Amazon Rekognition や他の Amazon 機械学習/人工知能技術の品質の向上のためにのみ、サービスによって処理された画像とビデオの入力を保存して使用することができます。関連する技術の開発やトレーニングを含め、Amazon Rekognition のお客様体験を継続的に改善するには、コンテンツの使用が重要です。AWS では、お客様のコンテンツに含まれる個人情報を使用して、お客様やお客様のエンドユーザーを製品、サービス、またはマーケティングのターゲットにすることはありません。AWS の最優先事項は、お客様からの信頼、プライバシー、およびお客様のコンテンツのセキュリティです。また、AWS では、転送中や保管時の暗号化など、お客様のコンテンツへの不正アクセスやお客様のコンテンツの公開を防ぐように設計された、高度で信頼できる技術的および物理的な規制を行っています。さらに、AWS がデータを使用する場合はお客様との契約を確実に遵守します。詳細については、https://aws.amazon.com/compliance/data-privacy-faq/ をご参照ください。AWS Organizations オプトアウトポリシーを使用して、Amazon Rekognition や他の Amazon 機械学習/人工知能技術の品質の向上を目的としてお客様の画像やビデオの入力が保存されることがないようにオプトアウトすることができます。オプトアウトする方法の詳細については、「AI サービスのオプトアウトポリシーの管理」をご参照ください。
所感
学校に来るような写真屋さんが使って自分の子供を見逃さないように使ったなどの事例があるようです。
仕事的にテキスト認識が日本語に対応してくれると助かりそう。