omuronの備忘録

個人的な備忘録

「Cloudflare Meetup Osaka Kick Off!」 #CloudflareUG 受講メモ

cfm-cts.connpass.com

Cloudflare Meetup Osaka の Kick Off! に参加してきました。
とりあえずアカウント作っただけなのでハンズオンで試すところからです。

セッション

はじめてのCloudflare サービス紹介

Cloudflare 亀田さん

  • AWS と違いリージョンがない
    • すべてが285の Edge で動く
    • 海底ケーブルがあるところに PoP がある
      • 東京、大阪、福岡、沖縄
  • 192Tbps のネットワーク
  • HTTPS, L3/L4, SaaS で接続
  • サービス郡
    • Cloudflare Platform
    • Cloudflare Zero Trust Services
    • Cloudflare Network Services
    • Cloudflare Applications Services
    • セキュリティがメイン商品
  • 世界のインターネットトラフィックの20%(現在は22%)
    • 無償機能がたくさんあるため
    • Project Safekeeping
      • 公的機関に無償で提供、病院など
    • Project Galileo
      • 芸術、人権、市民団体などに無償で提供
      • ロシアからの VPN 接続利用
  • DNS 1.1.1.1
    • (自称)正解最速 DNS
    • インターネットを安全にしたいポリシーが APNIC に認められて 1.1.1.1 がもらえた
  • コンピュート : Workers
    • Edge で動くコンピューティングリソース、L@E みたいなもの
      • リージョンはない
      • Node.js は使えません
      • JavaScript に加えて Web Assembly をサポート
    • Chrome とおなじ V8 エンジンが動いている
    • Web Workers(HTML5) ベースで JavaScript を実行
      • Service Workers で実現
      • JS のポリモルフィルで Node モジュールは読み込める
        • 無償だと1MBなので容量注意
    • コールドスタートがない
      • コンテナが保持される
  • Storage
    • Workers KV : DynamoDB のエッジ版みたいなもの
      • 結果整合性モデル
    • Durable Objects : オブジェクトストレージ、最初にアクセスしたところのエッジに作成されて、それ以外にコピーされる
    • R2 : オブジェクトストレージだけどリージョンの概念を唯一持ってる
      • S3 互換で、AWS CLI がそのまま動く
      • 価格が S3 より半分
    • D1 : SQL Like
  • ドメインが安く買える
    • 卸値でそのまま販売

ハンズオン

  • アカウント開設
    • ハンズオンで複数人が同じ場所からサインアップするとエラーになるトラブル
    • 攻撃されたと思われた?

環境セットアップ

Wranglerのインストール

npm install -g wrangler

権限の設定

wrangler login

Allow Wrangler to make changes to your Cloudflare account? の画面がでるので、Cloudflare から wrangler へのアクセス許可する。

テスト

$ wrangler init test
 ⛅️ wrangler 2.12.3 
--------------------
Using npm as package manager.
✨ Created test/wrangler.toml
✔ Would you like to use git to manage this Worker? … no
✔ No package.json found. Would you like to create one? … yes
✨ Created test/package.json
✔ Would you like to use TypeScript? … no
✔ Would you like to create a Worker at test/src/index.js? › Fetch handler
✨ Created test/src/index.js
✔ Would you like us to write your first test? … no

$ cd test
$ wrangler dev
 ⛅️ wrangler 2.12.3 
--------------------
⬣ Listening at http://0.0.0.0:8787
- http://127.0.0.1:8787
- http://172.30.0.188:8787
✘ [ERROR] Error: You need to register a workers.dev subdomain before running the dev command in remote mode

エラーが発生。
どうやらサブドメインの設定が先にいるとのこと。
wrangler publish コマンドでできるっぽい。

$ wrangler publish
 ⛅️ wrangler 2.12.3 
--------------------
Total Upload: 0.19 KiB / gzip: 0.16 KiB
▲ [WARNING] You need to register a workers.dev subdomain before publishing to workers.dev


✔ Would you like to register a workers.dev subdomain now? … yes
✔ What would you like your workers.dev subdomain to be? It will be accessible at https://<subdomain>.workers.dev … omurontest
✔ Creating a workers.dev subdomain for your account at https://omrontest.workers.dev. Ok to proceed? … yes
Success! It may take a few minutes for DNS records to update.
Visit https://dash.cloudflare.com/xxxxxxxxxxxxxxx/workers/subdomain to edit your workers.dev subdomain
Uploaded omuron2test (1.26 sec)
Published omuron2test (31.96 sec)
  https://omuron2test.omurontest.workers.dev
Current Deployment ID: xxxxxxxxxxxx

適当なサブドメインつけて Visit の URL にアクセスしてサブドメインの登録作業をする。
生成されたドメインにアクセスして Hello World! が表示されたらOK。


あとは Cloudflare Workers と KV でTodoListアプリを作る などを試す。

LT

Wrangler って何だ?

Iret 鈴木さん

  • wrangler : 口論者、カウボーイなど
  • Cloudflare Workers を操作する CLI ツール
    • CDNドメイン操作は flarectl という違うツール
      • Python, Node.js, Go(V1が出てないので安定してない)
  • ローカルで Workers を実行可能
  • コマンド
    • init, login, dev, publish, delete

Remix アプリを Wrangler でデプロイ

Stripe 岡本さん

  • wrangler で Remix 簡単にデプロイ
    • wrangler pages publish
    • Remix には Cloudflare Pages / Workers が標準である
  • Pages へのデプロイは Node のバージョン注意
    • NODE_VERSION で指定
  • Prisma 使うときは別途 DB 必要
    • D1 には対応してない

Cloudflare R2 の場所を改めて確認してみる

クラスメソッド 大栗さん

  • R2
    • エグレス料金発生しない
    • グローバルなオブジェクト
  • Route53 のレイテンシーで概ねの場所を把握してみた
  • Location Hints を指定するとデータのアクセス元に近い地理的な場所を指定できる
    • ベストエフォートなので保証はしない
    • Amazon S3 の互換 API のみで設定できる
      • Wrangler からできない
      • wnam, enam, weur, eeur, apac (北米西、北米東、西ヨーロッパ、東ヨーロッパ、アジア太平洋)
  • カスタムドメイン使うと更に早くなる

所感

Cloudflare は初体験でした。
全くの初心者だと難しいかもしれませんが、CDN をある程度知っていると使うことはできそうな感じです。
料金体系が AWS と違って段階的だったり、R2 とかは S3 互換だけど半額だったりするので、勉強や構築のコストはかかっても長い目で見ると安くする構成にできるかもと感じました。
まずは S3 で使っているところを置き換えるのを試すところからかな。

「JAWS-UG朝会 #43」 #jawsug_asa 受講メモ

JAWS-UG朝会 #43

jawsug-asa.connpass.com

朝会の時間も暖かくなってきました。

セッション

セッション② DHCPオプションセットって何だろう??

藤田直幸さん

speakerdeck.com

  • VPC はデフォルトの DHCP オプションセットを利用する
    • VPC には必ず デフォルトの DHCP オプションセット が存在する
  • AmazonProvidedDNS
    • Amazon Route53 Resolver のこと
    • IP アドレス
      • 169.254.169.253
      • VPC のネットワークの第4オクテットに+2した IP アドレスを持つ
  • カスタム DHCP オプションセット
    • ドメインネームサーバーと NTP サーバーを指定して、外部の DNS を使うことができる
    • 参照するためには EC2 の「VPCの設定を編集」から切り替える必要あり
      • VPC 単位ですべて変更される
    • アウトバウンド設定で DNS などのポートを開ける必要あり

セッション① クイズ!Athenaのクエリ結果はどこでしょう?

クラスメソッド株式会社 たかくにさん

speakerdeck.com

  • クエリエディタ
    • 「クエリ1」「クエリ2」のように IAM ユーザーごとに各個人でクエリの保持が可能
    • クエリエディタごとにクエリ結果の場所をカスタマイズ可能
  • ワークグループ
    • 複数の IAM ユーザーで共有する環境設定
    • 「クライアント側の上書き」設定で上書き可能
  • クエリエディタかワークグループのどちらかの設定が必須
    • ワークグループ側で上書きを設定するとそちらが優先

LT① ENAとEFAとENA Expressと

積田 優生さん

speakerdeck.com

  • ENA : Elastic Network Adapter
  • EFA : Elastic Fabric Adapter
    • ENA の改善目的で2019年発表
  • SRD : Scalable Reliable Datagram
    • AWS に特化した高信頼性高性能低レイテンシのプロトコル
    • TPC と違ってメッシュで通信するので経路の障害を受けにくい
  • ENA Express
    • SRD を TCP/UDP でも使えるようにした

LT② 5分でまとめるAWSマイグレーション

株式会社野村総合研究所 大石将士さん

speakerdeck.com

  • Assess -> Mobilize -> Migrate & Modernize
  • Assess : AWS Application Discovery Service
    • スペックやネットワークを可視化
  • Mobilize
  • Migrate
    • VMWare Cloud on AWS
    • AWS Application Migration Service
    • AWS Database Migration Service
    • Migration Hub Refactor Spaces
  • AWS Migration Hub で全体管理

LT③ System Manager と StepFunctionsを組み合わせ、システム運用を自動化してみた

アクセンチュア株式会社 早川康平(HayaP)

  • パッチ適用の自動化
    • SSM 利用で自動化
      • Maintenace Windows
      • Patch Manager
      • Run Command
      • Documents
  • パッチ適用 + ジョブ制御の自動化
    • Maintenace Windows
    • Patch Manager
    • Step Functions : ジョブ管理やエラーハンドリングなどリッチなことができる
    • Backup or Lambda or Run Command

所感

Chime の調子が悪いのか画面共有に時間がかかってる朝会でした。

ネットワークの下回りのチューニングと作り込みがすごいな。
意識しなくても使えるので気にしたことがあまりない状況です。

System Manager は幅広すぎる。
EC2 使ってメンテナンスが必要であれば SSM 活用して自動化するとよさそう。
脱 EC2 してるのでこのあたり触ったことが無いサービスが多い感じでした。

「大阪リージョン使えばいーじょん!、あたりまえーじょん!」 受講メモ

jawsug-saga.doorkeeper.jp

大阪リージョン DR で使いたいと思いつつ使えてない。

セッション

大阪リージョン使えばいーじょん!、あたりまえーじょん!

セッション

AWS 大阪リージョン 2 周年の歩み

濱さん

SES は増えてるけど、Cognito や QuickSight, Amplify などがまだなのね。
東京リージョンが多いだけで、他のリージョンと同じぐらいの充実度とのこと。

AWS Solutions デモ

丁さん

こういう複雑なアーキテクチャのサービスも大阪リージョン上で動くというデモでした。
リージョンの表示で「東京と大阪が並んでないのは仲がわるいから」だそうですw

所感

懇親会でフェンリルの西日本の事例が話題になってました。

AWS 導入事例:西日本旅客鉄道株式会社 | AWS

やっぱり西日本のサービスだから大阪使ってるんですかね?

「MixLeap Study #70 - 教えて!みんなのTypeScript」 #mixleap 受講メモ

MixLeap Study #70 - 教えて!みんなのTypeScript

yahoo-osaka.connpass.com

3〜4年振りに MixLeap 現地参加!

セッション

「温故知新TypeScript10年の歴史を振り返る。」

岡山 叶太さん(株式会社Gemcook)

  • TypeScript の10年を振り返る
    • 2012.10 TypeScript 0.8.0 リリース
    • 2014.04 TypeScript 1.0 リリース
      • バージョンは 0.1 づつ増えるだけで意味はない
      • 3ヶ月に一度ぐらいのペース
  • TypeScript の今とこれから
    • 2022.11 TypeScript 4.9 リリース <- いまここ
      • satisfies オペレーター追加
    • 2023.03 TypeScript 5.0 リリース?
      • デコレータの実装
      • バンドラ系のサポート充実

3ヶ月に一度のペースだと新機能のキャッチアップも大変だし、リファクタリングするタイミングも迷いそうです。

「バックエンドエンジニアによるフロントエンドの typescript導入-入門編」

薛 宇航さん(ヤフー株式会社)

  • 一昔前の Web 開発はフレームワーク中心
  • JS によるフロント側の負債
    • 1ページに1大きい関数
    • ライブラリ化しても利用先が整理できず
      • 重複多い
    • UnitTest がなくモンキーテストが必須
  • JS を刷新へ
    • 言語はどうする?
      • JS or TS?
        • TS にする
        • TS のいいところはなに?
          • 型指定ができる
    • フレームワークはどうする?
      • 移行の目的を考える
        • 現状チームで高速入門したい
        • UT 可能、CI 定着
        • 移行の容易性

FW なしって選択もありなんですね。

「TypeScriptとAmplifyを使った概念検証術」

足立 優司さん(メック株式会社)

  • 概念検証フェーズは TyepScript だけで戦える
  • 「オトとりっぷ」アプリ開発
    • フロントエンドは React + Redux, Amplify
  • React Native in TypeScript
    • 型を書いていくだけでドキュメント代わりになる
  • Redux Toolkit
    • 一元管理された State を型で縛れる
  • PlayTorch
    • PyTorch みたいなエッジ推論ライブラリ
  • AWS CDK in TypeScript
    • インフラも TypeScript でかける
  • 概念検証
    • 簡易的なプロダクトでビジネス的、技術的に実現可能か調査
    • Amplify CLI 使うと効率よく試せる
      • VPC とかめんどくさいインフラ管理まではやりたくない
      • GraphQL API (AppSync) の schema 書くだけで型が定義される
        • schema 管理だけで良くなり、スペード重視しつつ型安全が保てる
  • Lambda をなれてる人が多い Python にしてしまったのは後悔ポイント
    • CodeGuru Reviewer 使えるのは良い

化学メーカーが新しいこと始めるために概念検証をしていてそのために効率よくチャレンジしたお話。
もともとビーカーを振ったりしてたと言ってたので、ぜんぜん違う分野からジョブチェンジしてエンジニアになってるの凄すぎなお話でした。

LT枠1「NestJSを広めたい」

Yuta Yoshiokaさん

  • NestJS
    • Node.js のサーバーサイドフレームワーク
      • Express をコアに作られてる
    • TypeScript が公式サポート
      • Express で TypeScript より TypeScript っぽくできる
    • Express と Fastify を選べる
    • GraphQL が公式で紹介されている
    • Angular に影響を受けている
      • モジュール単位開発可能
        • 循環依存を避けれる

ヤフーショッピングやメルカリショップでも使われてるとのこと。
そんな大手で使われたりしているのに NestJS のことは初めて知りました。

LT枠2「TypeScript開発を効率化させるための おすすめ型ライブラリ3選」

koutaro0205さん

  • 型があると利点もあるけどしんどい部分も多い
    • 記述量が増えたりなど
  • 便利な型ライブラリ3選
    • type-fest
    • ts-toolbelt
    • ts-essentials
  • 型を一から作らなくてよくなる
  • 記述量を減らせる、メンテコストが減る

TyepScript のライブラリとか全然知りません。
まずは Frontend にもっと強くならないと。

LT枠3「どこでも動かすために… TypeScriptでライブラリ開発のすゝめ」

jiko21さん

speakerdeck.com

  • TypeScript 書くといろんなところで動く
  • flav-md という Markdown を HTML に変換するライブラリを作ってる
    • TypeScript で作成、Node.js やブラウザで動く
    • Deno でも動く
    • Bun でも動く

Deno とか Bun とか全然知らない...

所感

久しぶりのオフライン MixLeap でヤフーのオフィスも懐かしくとても楽しかった!
若い人との交流も久しぶりにできました。

関西は勉強会が少なくて寂しかったけど、ヤフー大阪のおかげで勉強会が色々増えて楽しかったところにコロナで消えてしまった状況です。
また、関西の勉強会を盛り上げていきたいですね。
終わった後、登壇者と飲みに行って終電で帰るというのも久しぶりでした。

クラスメソッド主催の「サーバーレスLT大会 in 肥後橋」 #サーバーレスLT大会 に参加しました

classmethod.connpass.com

3年振りぐらいにクラスメソッドのオフラインイベントに参加してきました!
クラスメソッドの中の人に久しぶりに会えたり、オンラインでしか会えてなかった人に会えたりとても楽しいイベントでした。

オープニング

おにぎりやお茶、これ以外にもパンやビールまで置いてある!
仕事が終わってお腹が空いた状況ですばらしくありがたいですね!
ビールはセッションが終わるまで我慢しました。

セッション

サーバーレスRDBの選択肢

CM 西田さん

  • サーバーレスの DB といえば
    • Lambda + DynamoDB
      • o : フルマネージド
      • x : 柔軟な検索難しい、トランザクションが弱い
        • DDB Stream で OpenSearch に転送して受難な検索処理を行うとか対応が複雑になる
    • Lambda + VPC + RDS
      • o : 柔軟な検索
      • x : VPC 必要、RDBの運用がいる
  • サーバーレス RDB
    • フルマネージド、RDB の柔軟な検索、便利機能あり
    • 対象サービス
      • Supabase
        • Firebase の置き換えを狙ってる BaaS
        • PostgreSQL が使える
        • Front から SQL 実行可能
        • RLS(Row Level Security) 対応なので自分のデータのみ処理できる制限ができる
      • PlanetScale
        • MySQL 互換のサーバーレス DB
        • Vitess ベース
        • シャーディング対応、ノンブロッキングスキーマ変更、コネクション無制限
        • ブランチ機能あり、スキーマに対してブランチ切って開発できる
    • Lambda や Vercel, Cloudflare のバックエンドの DB として使える

SnapStartの未来についての期待と妄想

CM 岩田さん

  • SnapStart 概要
    • Lambda のコールドスタートを改善
      • Init 処理後の Lambda の状態をスナップショットする
      • Restore が代わりに入って、その後に Invoke になるので早い
    • ランタイムフック
      • beforeCheckpoint
      • afterRestore
        • DB の情報を SM からとったりとか
    • Provisioned Concurrency との違い
      • Provisioned Concurrency はコールドスタートを発生させない技術
    • ランタイムは Java11 のみ
  • SnapStart 機能
    • Firecracker が Lambda の基盤で、Firecracker の SnapShot 機能を使って microVM を保存している
    • Full と差分で VM を保存していく
    • S3 にキャッシュが保存されている
      • チャンク単位で分割して高速化している
        • /tmp は起動時にいらないから分けるなどなど

サーバーレスキャッシュをMomentoで実現する

Momento サープさん

  • Momento 概要
    • サーバーレスのキャッシュサービス
      • Elasticache と似たサービスだがサーバーレスで実現
    • Java や Go, Rust などの SDK を準備
    • 5行程度のコードで動作
    • DynamoDB や S3 のキャッシュとして活用するなど
    • 50GB/月 無料、データ送受信 $0.15/GB
  • サーバーレスの大原則を実現
    • プロビジョン不要、管理不要
    • 最低料金なし
    • API で呼び出し可能
    • 計画停止無し
    • インスタンス無し

サーバーレス環境でKongをフル活用

Kong 山本さん

  • Kong
    • 世界で最も採用されているオープンソースAPI ゲートウェイ
    • API 管理、トラフィック制御、セキュリティなどのマイクロサービスベースのアプリケーションを構築/管理/拡張を支援する
    • Kong 経由で Lambda や Azure Functions などさまざまな API の前段における
    • プロキシ、ルーティング、ロードバランシング、ヘルスチェック、認証などの機能

ゲーム開発とサーバレス

カプコン 筑紫さん

  • 運営系ゲームだとスパイクがよくある
    • ガチャメンテ後にスパイク
      • 手動で暖気が必要だが予測つく
        • 全自動できないのは辛い
    • どこかで取り上げられる
      • EKS が追いつかずエラーや DB のレコード増大で性能劣化が発生したり
    • スケールアウトも上限がある
    • DB の水平分散は後でするのは大変
  • サーバーレスだと費用がかかる場合がある
    • Lambda + DynamoDB 使いたいが ALB + Fargate + Redis で自分で分散など
      • Redis はサーバーレスがないので辛い
  • 無限で高速でリーズナブルな DB が出てほしい
    • 外部 SaaS で解決するケースも...

所感

いやーオフライン素晴らしいですね。
久しぶりのクラスメソッドさんのオフィスで中の人達に会えて交流できてとても楽しかったイベントでした。
会いたかった中の人にもついに会えたしとても満足度の高いイベントでした。
懇親会も久しぶりでしたね。やっぱり勉強会は懇親会からが本番です。

Momento の話を聞いて、たしかに ElastiCache はサーバーレス版が無いなと...
サードパーティSaaS を使うのはハードルが高い状況ですが、キャッシュサーバーは落ちても困らない実装を考えがちなので、そこまでは困ってはいないかな。
そのうち AWS が実装しそうな気もしますがどうなんでしょうか?

Kong については、複数の SaaS を使ってない現状だと、使うメリットは今のところ少ない気もしました。

どちらも、必要な人には刺さるサービスだと思いますが、AWS 以外の SaaS を使うのって結構ハードルが高いので、メリット・デメリットを考えて検討していきたいと思いました。

「JAWS-UG朝会 #42」 #jawsug_asa 受講メモ

JAWS-UG朝会 #42

jawsug-asa.connpass.com

今朝は受験送迎のため耳だけ参加の思い出しメモ。

セッション

セッション① AWSマルチアカウント管理とAWS Control Towerの基礎

クラスメソッド株式会社 あしさん

speakerdeck.com

マルチアカウントの推奨はよくわかってるつもりですが、実際にわけて運用するのは大変ですよね。
AWS 自体の管理が増えるのと VPN の Peering とかでつなぎたいときに CIDR わけていくのが大変だったり。
とはいえ、Control Tower は勉強したいと思いつつ、個人では勉強が難しくて使えないままです。

セッション② Amazon Managed Blockchain を使ってみた

高原未菜さん

  • マネージドなブロックチェーンサービス
    • 数クリックでサービスが立ち上がる
    • ただし使えるまで30分ほどかかる
  • 既存のウォレットアプリと連携できたりする

AWS にマネージドなブロックチェーンサービスがあったんですね。
個人でブロックチェーンを利用して管理したいときに使うサービスでしょうか?

LT① はじめてのスクレイピング on AWS

アイレット株式会社 黒野雄稀さん

ボーリングのピンの限定販売がウェブサイトのお知らせで案内されるから、それをスクレイピングするために作ったお話。
やりすぎると DDos 攻撃で怒られることもあるから注意しないとダメなやつですね。
CloudWatch -> SNS -> Chatbot で通知していたけど、CloudWatch 抜きでもできるはずとのこと。
SNS から Chatbot 直発火は昔試したけどうまくできなかった記憶があるのですが、やり方がまずかったのかなー。

LT② 猫でもわかるDirectconnect

NTTテクノクロス株式会社 加藤洋雄さん

猫にはわかっても自分には無理でした。
ネットワーク周りも個人だと勉強しづらい。

LT③ 5分でわかった気になる Systems Manager

98lerrさん

speakerdeck.com

神作画ですね!めっちゃ絵心あってかわいい挿絵付きです。
なお、5分でわかるのは辛いぐらい SSM にはサービス数があります。
自分的 SSM ベスト3は

  • Parameter Store
  • Session Manager
  • Automation

です。
これらはよく使うやつかな。
逆に言うと、これぐらいしか常用してません。

所感

今日は耳だけの参加でしたが、それでも印象に残る話が多かった。
SSM はまだまだお世話になりそうだから、資料見直して把握しておきたいと思いました。

「JAWS-UG千葉支部 ハイブリッド#1 「UNIXという考え方」LT大会」 #jawsugchiba 受講メモ

jawsug-chiba.connpass.com

UNIX という考え方」が流行ってた理由を探るために参加しました。

セッション

AWSのプリミティブから見るUNIXという考え方

山口 正徳さん

  • UNIX の定理
    • 1つのプログラムには1つのことをうまくやらせる
    • ソフトウェアのテコを有効活用
    • 90%解を目指す
  • re:Invent 2021 Werner のキーノート
    • Primitives, not frameworks
    • シンプルな道具を組み合わせて便利なものが作れる
      • -> AWS は部品を提供、組み合わせてテコを使っていいもの作る- ユーザーにフレームワークを提供しない
  • ECS と k8s
    • ECS はプリミティブ、k8s はプラットフォーム
    • ECS はサービスディスカバリがない
      • CloudMap などで行う
  • その AWS サービスが何を解決することを期待しているか考えて理解する

UNIXは知らない。でもAWSは知ってる。そんな僕が「UNIXという考え方」を読んでみた件

鈴木ケントさん

speakerdeck.com

  • 2022 re:Invent の Werner のキーノートで UNIX の本がバズったので読んだ
  • 3つのシステム
    • 人間もシステムも若年期、成熟期、老年期がある
  • 第一のシステム
    • 最小限、シンプル -> AWS CLI
    • 人間の想像力を刺激 -> AWS 新サービス
  • 第二のシステム
    • 多機能化するが遅くなる
      • AWS は遅くはならないが分からりづらくなる
  • 第三のシステム
    • 第一のシステムが万人受け
      • AWS そのもの

UNIX 哲学とアジャイルAWS

小板橋さん

speakerdeck.com

  • UNIX の系譜が二郎系っぽい
  • UNIX 哲学の本は3つある
  • UNIX 哲学
    • UNIX 開発者たちの経験に基づいた哲学
  • 1つのことをうまくやるプログラムを書け
    • 万能は書くの難しい、保守難しい、拡張難しい
  • 個々のプログラムを組み合わせて総和以上にする
  • UNIX 哲学が上手に適応されながら広がっている
    • ソフトウェア開発へも応用できる
    • UNIX 哲学はソフトウェア開発の展望である
  • Go の設計思想
  • マイクロサービスアーキテクチャ
    • ビジネスドメインで分割して独立してデプロイ可能なサービス
  • Amazon EventBridge Pipes
    • 個々のプログラムを組み合わせて総和以上にやらせるサービス
  • UNIX 哲学とアジャイル

用賀戦記 〜なぜUNIXか、なぜクラウド

河野さん

役立つからこそ「古典」

松下(Max)さん

docs.google.com

  • DSF 選書でこの本を推薦した
  • 語学学習の一番上位のC2はジョークがわかること
    • コンピュータージョーク(ググれば出る)の古典がわかるぐらいになるといい
    • そこまで本を読み込むといい

Windowsという考え方

御田さん

speakerdeck.com

  • いにしえの OS の歴史
  • Windows という考え方
    • 世界で一番ユーザーが多い OS
    • クライアント用の OS
    • 単純にしてヘルプやエラーは冗長に、ユーザーは運転手ではなく乗客に
    • GUI ベース、AWS のマネコンと同じで敷居が低い
    • 代々 CLI は弱い
    • オールインワンの思想
      • UNIX は必要なものを取る
    • Active Directory の認証
    • エンプラの本番には向いてない
      • GUI なので手順書コピペできない
      • Windows が急に出てきて間違って押す
    • 広報互換はすごい、20年前のアプリが動く
    • パーミッションで悩まない
  • UNIX の考え方
    • 90% 満たすは近年の SLO の考え方と同じ

UNIXという考え方を読んでどう生きるかを考えてみた

アマレロさん

speakerdeck.com

  • 学習曲線からは降りられない

すいません、送迎のため耳だけの参加でメモできず。

所感

ちょうど子供の塾の時間と被ったので、送ってから車の中で受講して、終わったら迎えて帰るという、いつもと違ったハイブリッドパターンで受けてました。
ということで帰宅したのでメモブログ

「re:Invent 2022 Werner Vogelsキーノートから繋がる UNIXの設計思想・哲学がテーマ」と書いている通り、Werner さんのキーノートでお話あったんですね。
そういえば聞いてたような...

UNIXという考え方」は口語体で書いててサクッと読めるしとてもいい本ですね。
AWSUNIX も全体で見ると難しいですが、一つずつはとてもシンプルでわかりやすい。
複雑なコマンド/サービスもありますが無理に使う必要もないし。
自分が分かる範囲で組み合わせて使うのがいいかと思ってます。
とはいえ、シェル芸もっとできるようになりたいし、AWSピタゴラスイッチなシステム作るのも楽しいです。