JAWS-UG朝会 #50
朝は肌寒い季節になりました。
セッション
セッション① 秋の夜長にAmazon Timestreamと向き合ってみた
株式会社サーバーワークス 兼安 聡さん
- Amazon Timestream
- ディメンション
- データのメタデータ/特徴
- ディメンション + time で一意になる
- メジャー
- 測定値、キーバリュー形式
- キーに対してメジャーが一つで単体メジャー、複数でマルチメジャー
- 単一メジャー:レコードが縦持ちになる、各測定値が送信されるタイミングが異なる場合に有用
- マルチメジャー:レコードが横持ちになる、同一タイミングで複数の測定値が発生するような場合に有用
- メモリストアとマグネティックストア
- メモリストアに保存された後マグネティックストアに移動
- 過去の時間のデータは挿入できない
- マルチメジャーは1レコードで256個の制限あり
- その他
- 関数:1時間毎の平均を取るなど時系列データに特化した関数が用意されている
- VIEW はないけどスケジュールクエリがあるのでこちらで代替できる
- スケジュールクエリは動的な SQL には対応してないので増えた列がある場合などは使えない
自分の業務の場合 DynamoDB で満足して Timestream 使うケースが発生しない。
IoT とかで大量のデータを時間通りに扱いたいケースとかで有用とのこと。
DevOps の監視データなどでも使えると。
セッション② AWS費用一割カットできるかな?
株式会社ココペリ 高橋 智彦さん
- コストカット
- 会社の利益にコミットできる
- 削減額と工数は常に意識
- 削減効果が高いものから優先
- 削減コストは可視化して共有
- 削減の勘所
費用はすぐ増えていくので、定期的に見直す必要がありますね。
LT① AWS Control Tower AFT をざっくり触ってみた
株式会社サーバーワークス 山口 将さん
- AWS Control Twoer Account Factory for Terraform
- AFT では以下の4つのリポジトリを必要に応じて利用
- request
- provisioning-custom
- global-custom
- account-custom
Control Tower を後から使うハードルが高くて手が出てない!
LT② SES から SendGrid に変更したけど移行で問題が出た話
株式会社モリサワ 小室貴史
メールアドレスに日本語は使えるのですが対応しているプロバイダーやサービスは少ない印象です。
LT③ AppSync入門!GraphQL APIを作ってみた!
株式会社エーピーコミュニケーションズ 升谷直緒さん
- AppSync
- クエリを書くだけで GraphQL サーバーが作れて DynamoDB にデータが保存される
- 公式サイトで2-3分で構築できるとあり、本当に簡単にできる
AppSync だと GraphQL が簡単にできると言われてますね。
がっつり Fargate で作り込みしたので、AppSync 使うこと無いまま今に至ってる。
Backoffice 系とかちょっとしたことをするのには適してそう。
所感
コストカットは劇薬と波田野さんからお話もありました。
続 運用自動化、不都合な真実 〜 なぜコスト削減目的で運用自動化してはいけないのか /20180724-ssmjp-operation-cost - Speaker Deck
AWS のコストを下げた結果、運用費や開発費があがると意味ないのでトータルでのバランスは大事ですね。