D-Plus Osaka#3 どうしてる?みんなに聞きたい!エンジニアリングマネジメント
D-Plus Osaka#3 どうしてる?みんなに聞きたい!エンジニアリングマネジメント - connpass
隔月開催で、今回で3回目です。
乾杯は園田さんです🍺 #でぃーぷらすオオサカ pic.twitter.com/5OZ6rsaSMb
— D-Plus | 開発生産性コミュニティ (@dplus_community) 2025年5月21日
乾杯からスタート!
セッション
Engineering managerのタスク管理
株式会社モンスターラボジャパン / 国平清貴さん
- EMがプレイングマネージャーとしてTLもしている
- ミーティング多すぎ問題
- スイッチコスト多い、オーバーヘッド増大
- ミーティング多すぎ問題
- 技術顧問に相談
- タスクを小さくするか集中して取り組む
- カレンダーで時間をブロック
- MTGで内職
- EMの4つのP
- プラットフォームマネジメント、プロジェクトマネジメント、プロダクトマネジメント、ピープルマネジメント
- 重要な考え方
- Maker Time と Manager Time
- Maker Time: 長時間のまとまった作業時間、フロー状態
- Manager Time: 短時間での予定管理、タスクの切り替え前提、要諦調整の柔軟さ
- インバスケット
- 未処理の箱に突っ込んで優先度を決めて処理していく
- Maker Time と Manager Time
- Maker Time と Manager Time を上手に切り分け
という相談ネタでした。
どの仕事をしてても時間は無いのはあるあるで、時間を作るしか無いとは思うところ。
どうしても会議が多くなるのでスキマ時間上手に使うことが大事かなとは自分では意識してます。
エンジニアリングマネジメント体制を変えて起きたこと
サイボウズ株式会社 / 太田 絵一郎さん
- EMを一昨年ぐらいから導入
- 職能マネージャーがHRに限定だった
- ものづくりを推進するチームに責任者が不在
- 意思決定しづらい、PdMへの確認が増える、戦略の優先度が決めれない
- フィーチャーチーム毎にEMを配置
- 場の整備
- EM勉強会、EMがチーム方針の資料作り、EM同士で相談MTG
- JDを作って認識を揃える
- 起きたこと
- EMを軸として価値の高い活動に集中
- PdMからEMへプロジェクト推進の委譲
- 大規模イベントでのキーノートネタがたくさんできた
- まとめ
- 俯瞰してみる責任者が大事
- EM足りない
「チームごとにEMを配置しているけど、リーダーを置くのとはだいぶ違うのかな?」
という疑問が出たので聞いたところ「リーダーがいたけどなくした」とのこと。
それで改めてEMという役割を作って配置したと。
複数チームによるプロダクト開発で起きる悩み事
株式会社星野リゾート / 藤井 崇介さん
- 基盤システム刷新プロジェクト
- 秘伝のタレの外部パッケージ製品、自社作成のデータ基盤を直せる人がいない
- 当たり前の改修ができない、不安定
- 結果、生産低い、スケールできない...
- チーム構成
- なんとかリリースはできた
- 計画より1年遅れた
- 見直しポイント
- 丁寧なコミュニケーション、小さく始める、小さな成功体験を積む
- 現状
- 案件数よりチーム数が多くなった
時間はかかっても刷新できているのはすごいと思いました。
話し合いの場を小さくして、結果だけ全体で共有するようにしたのが良かったと。
「IEでしか動かない」「オンラインにつながらないのでDB更新とかできない」などかなりレガシーな状況だったのを刷新できたので、とても好評とのこと。