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個人的な備忘録

「AWSの基礎を学ぼう 第四十五回 AWS Direct Connect」 #awsbasics 受講メモ

awsbasics.connpass.com

Zoom になったおかげで、300人を超える受講者がいました。
素晴らしい集客力ですね。

セッション

AWS Direct Connect

講師:アマゾン ウェブ サービス ジャパン、シニアエバンジェリスト 亀田氏

AWS Direct Connect

  • (ざっくりとした説明としては)専用線接続サービス
    • AWS パートナーから購入してつなぐ
    • グローバル・サービスのためリージョンから独立している
      • Direct Connect ロケーションは AWS リージョンの障害を受けない
  • ルーティングは BGP(Border Gateway Protocol) のみ
    • ISPなどの相互接続時にお互いの経路情報をやり取りするために使われる経路制御プロトコル
  • 冗長化はしたほうがいいが、Active/Active にすると距離の影響を受けるので注意
    • Active/Standby として、障害時に Standby に切り替え
      • Standby でインターネット VPN 利用するのもありだけど遅くなる
  • BGP テスト
    • Direct Connect フェイルオーバーテスト機能が追加されたのでテスト可能

VIF

  • Connection : 物理接続
  • VIF(Virtual Interface) : Connection を通して AWS にアクセスする論理インターフェース
    • VIF 単位で小分けで別 AWS アカウントに貸すこともできる

LAG

  • Link Aggregation Group
  • 複数の Connection を1つの VIF にできる

Direct Connect ゲートウェイ (DXGW)

  • プラベート VIF を用いた接続で中国リージョン以外の VPC と閉域接続できる
  • VPC 間通信が必要な場合
    • リージョン内は PrivateLink、Transit Gateway
    • リージョンまたぎは VPC ピアリング

所感

参加すると参加者向けに資料は公開されますが一般公開はされておりません。
その理由としては
「昨年は 2300+回のアップデートがあったが、資料は公開時の情報であり追従しないので一般公開はしない。AWS のドキュメントをまず見ましょう。」
とのことでした。
Zoom 利用により余裕も出たので、参加者特典の資料のためにも参加しないと!

前回の Transit Gateway に引き続き、利用することは当分なさそうな機能ですので、触りだけ覚えておくようにしたいと思います。
BGP テストできる機能が備わっているのはすごいと思いました。
障害時に障害対策が動かないケースって稀によくあるのでテスト必須ですしね。