JAWS-UG朝会 #41
寒いと MacBook が起動しないので朝まで付けたままにしておきました。
セッション
セッション① RDS/Auroraバージョンアップのポイント
hmatsu47(まつ)さん
- 完全性を保って移行は難しい
- 長い時間止めるならできるけど
- マネージドで準備されているサービスにもたまにバグがある
- バージョン間の差異
- SQL 文の非互換
- バージョン前後で動作確認しておきたい
- 性能低下の可能性
- オプティマイザヒントなどを調べておく
- 切り戻し計画
- 新DBのデータは消えてもいいか?
- アップデート手法
十分に事前に準備してから作業を行い、DB エンジニアとアプリエンジニアの押し付け合いにならないように責任分界点を明確にした上でセクショナリズムは避けましょうとのこと。
セッション② EC2にてDisk枯渇が発生した場合に何が起きるのかと対応方法
ハンズラボ株式会社 中川皓紘さん
- Disk 管理しているか?EC2 がいっぱいになった場合は?
- 接続できなかったり、起動できなくなることもある
- EC2 が起動できないとき
- EBS デタッチして復旧用 EBS つくって復旧してから元の EBS アタッチ
- 新規 EBS はマウントする必要あり
- Disk の UUID が重複してマウント不可になったりする
mount -o nouuid
で行う
- 意図的にディスク枯渇を試した
dd
コマンドでディスクをフルにする- 再起動すると起動不可
- 起動してもセッションマネージャで接続もできない、ミドルウェアが起動できてない
EC2 を止めて復旧が必要なので満タンにならないように監視など注意が必要ですね。
立ち上げ時のコマンドで EBS を拡張させる方法もあるとのこと。ただマウントされてないと意味がなかったりします。
LT① Amazon Forecast 触ってみた
株式会社モリサワ 小室貴史
簡単に試せますが、やっぱり AI/ML の知識は必要です。
LT② 統合CloudWatchエージェントとCloudWatch Logs エージェントの違いを深掘ってみた
クラスメソッド株式会社 おつまみさん
- CloudWatch エージェントは、EC2内部のログやメトリクスを収集するためのエージェント
- CloudWatch エージェントは2種類ある
旧エージェント廃止が2014年ってめっちゃ古いですね。
知ってる人の方が少なそう。
LT③ [図解]Transit Gateway(TGW)利用時における専用サブネットの必要性
積田 優生さん
- TGW : VPC をつなぐ Hub みたいなもの
- TGW アタッチメントは必須じゃないが /28 みたいな小さいサブネットを作る場合に有用
参考ブログ : [図解]TGWアタッチメント専用サブネットの必要性
/24 とか大きめの CIDR を切って無駄にしないための設定が TGW の専用サブネットでできるよ!という話だったのかな...
所感
EC2 のディスクがいっぱいになって起動できないトラブルはありそうですね。
クラウドなんで拡張は簡単にできても、仮想環境に反映させるためにいろいろコツがいるので、ちゃんとエージェントで監視しておく必要を改めて感じました。
そして、古い CloudWatch エージェントが 2014年に廃止されてたことを知ったのですが、そんな昔に変更されてしかも新しいのは Go で作られてたんですね。