omuronの備忘録

個人的な備忘録

「JAWS-UG朝会 #52」 #jawsug_asa 受講メモ

JAWS-UG朝会 #52

jawsug-asa.connpass.com

寒くて暖房付けた後に二度寝して目覚ましで起きました。

JAWS-UG朝会 #52

https://jawsug-asa.connpass.com/event/291918/

セッション

セッション① Amazon CloudFront Continuous Deployment 基本から自動化まで

NRI ネットコム株式会社 西 洋平さん

  • CloudFront Continuous Deployment が無い場合
    • 複数の Distribution が同じ代替名を使えない制約がある
      • CloudFront を切り替える移行作業大変
  • CloudFront Continuous Deployment
    • Distribution の Primary と Staging を作成
      • Continuous Deployment policy で動作条件を満たしたリクエストを Staging に流せる
        • ヘッダーの有無、N% を割り振る
    • Staging は Primary と同じ代替名が使える
    • Staging 設定を Primary に昇格(Promote)できる
    • 設定が反映されるまで時間がかかるので注意
      • CLI での削除作業も癖がある
        • Primary と Staging の紐づけを完全に解除する必要がある

絵で覚える!!! CloudFront Continuous Deployment ~ 紹介編 ~ でも紹介とのこと。
知らない機能だった。

セッション② クラウドが守るウクライナ~日本の経済安全保障

渥美俊英さん

  • ロシア攻撃前に国外にデータを持ち出す規制の法律を変えてクラウド活用できるように変更

渥美さんのお話を久しぶりに聞きました。
普段のAWS勉強会のお話とは違う、今までにない切り口で参考になりました。

LT① CLIを使ったS3 クロスアカウントアクセスで困った話

株式会社セゾン情報システムズ 山口大輝さん

  • EC2 から別アカウントの S3 へのクロスアクセスがうまくいかない
    • AWS CLI v1 だと駄目で v2 だとうまくいった
      • AWS CLI v1 の STS リクエストはグローバルの AWS STS エンドポイントに行くのが原因

CLI v1 と v2 で挙動が違ったりするんですね。
環境変数を使う場合 export AWS_STS_REGIONAL_ENDPOINTS='regional' で防げるとのこと。

LT② 何も知らずに自社開発サーバ構築してみた

劉 周勳さん

  • EC2 だけ使って全部詰め込んだ
    • 可用性や拡張性など大変になってきた
      • RDS/S3 など使うように改善

EC2 だけ使ってたところから、CloudFormation使って CodeDeploy とか使った CI/CD まで作るって、すごい進化です。

LT③ サーバレスとモノリシックは共存するのか?

NTT-ME 長久保聡さん

  • Lambda でモノリシックはいいのか?
    • Lambda をマイクロサービスにすれば
      • 権限は最小にできる(IAM 権限を絞れる)
      • アップデートやテストが容易
      • 水平スケールできる
      • パワーが要る特定の Lambda だけを垂直スケールにできる
      • 管理は複雑になる

ビジネスが大事なのでアーキテクチャにはこだわらないようにと。
Lambda使いたいだけで使って失敗したことがあるので刺さります。

「認証基盤 開発者が知っておくべき構築のおきて」 #認証基盤_findy 受講メモ

認証基盤 開発者が知っておくべき構築のおきて

findy.connpass.com

セッション

LT①「ID基盤で知っておきたい、抑えておきたいポイント(仮)」

フリーランス Ginjiさん(@ginjih)

speakerdeck.com

認証は知ってても、認可は知らない人はそこそこいますよね。
認証認可は別物というのを、抑えておくのは大事。

LT②「マネーフォワードの(自作)認証基盤について(仮)」

株式会社マネーフォワード nhosoyaさん(@nhosoya)

speakerdeck.com

マネフォレベルになると認証基盤自作するほどエンジニアがいるのか。
OpenID への追従も、IDaaS へのロックインや課金もどっちも大変とはいえ、自分たちで作れるのすごい。

LT③「新認証基盤へ100万ユーザーをゆるやかに移行する(仮)」

株式会社ビズリーチ(Visionalグループ) 山本 凌平さん(@pikapikaderi)

speakerdeck.com

Automatic Migration でパスワードユーザーを緩やかに意識させずに移行したと。
SNS は Actions 利用。
できるのはわかるんだけど、これどっちも大変そうなのにやりきったのすごい。

LT④「「にわかにつら」を解消! Okta Customer Identity Cloud (Powered by Auth0) を用いた認証機能の実装」

Okta Japan株式会社 池原 大然さん(@Neri78)

www.docswell.com

事故起きたときに辛いすぎるのを考えると、IDaaS 活用は一つの解と思ってます。
値段は結構高いけど、それだけの価値はあると思う。
Okta のユニバーサルログイン便利だしね。

「JAWS-UG東京 ランチタイムLT会 #6」 #jawsug_tokyo 受講メモ

JAWS-UG東京 ランチタイムLT会 #6

jawsug.connpass.com

LT枠公募4件の10件申込みってすごい人気だ。

セッション

LT① JAWS Festaに行って刺激された人間が、1か月でAWSにどう入門したか

びきニキさん(株式会社ハックツ)

  • AWS コミュニティ
    • 熱量ある、初心者にやさしい、イベントたくさん
  • AWS 初心者向けハンズオンで試す

他のコミュニティにも参加してとぺちこんも紹介。

LT② AWSのセキュリティ対策、多少はやってこうぜ (仮)

こばやしさん

speakerdeck.com

  • Security Hub と GuardDuty は有効にしておこう
    • 30日無料、定期確認する
    • そこまで高くない
  • 過度の楽観視はしない
    • 機会的なスキャンなどされるから企業規模は関係ない
    • セキュリティは後から考えない
  • Security Hub で現状を客観視
  • GuarDuty で怪しい動きを検知

有効化して安心しがちだけど定期確認大事ですね。

LT③ Terraformでマルチリージョンデプロイしてみた

岩崎正寛さん(KDDI株式会社)

  • マルチリージョンデプロイ
    • 高可用性が求められる場合
    • マルチリージョンにまたがってインフラが結合されている場合
    • GuardDuty を全リージョンにデプロイしたい
    • グローバルリソースはリソースの衝突を防ぐように適切に処理
  • Terraform マルチリージョン
    • provider で指定、1:1でリージョンと対応

マルチリージョンは費用対効果が出るかがポイントの一つだと思ってます。

LT④ IT初心者がAWS認定資格を取得して感じたこと

yukiさん(デロイトトーマツウェブサービス

speakerdeck.com

  • 資格取得で感じたこと
    • 実務に活かせてない、時間が経つと忘れる、机上の知識
    • IT基礎知識が足りてない
  • これからの勉強
    • 基礎知識を叩き込む
    • ハンズオンやる

資格取得が目的になりがちだし、実際に仕事ができるようになるためにはハンズオンが手っ取り早いですね。

LT⑤ Azure触ってた僕がAWSに入門してみて感じた事

shinnosuke.ikedaさん

  • サブスクリプションとリソースグループが無い
    • リソースをまとめる単位が違う
  • IAM の用語に戸惑う
    • 資格勉強して基礎知識を持つ
    • Skill Builder や Black Belt で勉強
    • AWS イベントに参加

JAWS-UG は AWS に入門するのに最適なコミュニティ!

所感

初登壇の方々でしたが、とてもそう思えないぐらい内容も話し方も上手でした。

「AWSreInvent ふりかえり勉強会 CM re:Growth 2023 OSAKA」 #cmregrowth 受講メモ

#AWSreInvent ふりかえり勉強会 CM re:Growth 2023 OSAKA

classmethod.connpass.com

セッション

Amazon Bedrock 多面的にUpdate (機能強化と他のサービスとの連携強化)

アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 ソリューションアーキテクト 丁 亜峰様

  • 生成系AIは持ってるデータが今後は価値を持つ
  • 3層構造
    • レーニングとインフラ:GPU/EC2など
    • 基盤モデルのツール:Bedrock
    • 基盤モデルを使ったアプリ:Amazon Q, Amazon CodeWisperer
  • Bedrock 機能強化
    • ファインチューニングが可能に
      • ラベル付きの小規模なデータセットでモデルを特定タスクに特化させる
    • Agents for Amazon Bedrock
      • 基盤モデルだけで完結しないときに利用
    • Knowledge Base for Amazon Bedrock
      • RAGのフルマネージドサービス
    • Guardrails for Amazon Bedrock
    • Step FunctinosとBedrockの統合
    • PartyRock
      • アプリ作って公開して共有

今回のre:Inventは生成系AI祭りでしたね。

Amazon Connectアップデート紹介。Amazon Qを添えて。

AWS事業本部 サービス企画室 hayashi.masayaさん

  • re:InventでのConnectのアップデートは16。全体で200アップデートがあった。
  • 注目のアップデート
    • クイックレスポンス:テンプレートから回答できるようになり、コピペ不要に
    • Web通話、ビデオ通話可能に
    • チャットのリアルタイム会話分析、音声は元々あった
    • 生成AIを使った顧客マッピングCRMと連携で便利
    • 生成AIを使った問い合わせ要約機能
    • 生成AIを使ったリアルタイムのエージェント支援機能:Amazon Q in Connect

Amazon Connectって既存のサポートセンターがあるときはどうやって導入を進めているんだろう?

セキュリティ系アップデートの全体像とSecurity Hub深掘り

AWS事業本部 コンサルティング部 川原征大さん

dev.classmethod.jp

  • セキュリティ x 生成AI がアツい
    • クエリを生成AIが作ったり、Lambdaを生成AIがアシストしたり
  • GuardDuty
    • Fargateのランタイムモニタリング
  • Inspector
    • EC2のエージェントレス診断
  • Security Hub
    • 検出結果にアカウント名やリソースタグを検出結果に確認可能に
    • ダッシュボード機能強化、ウィジェット配置やフィルター可能に
    • コントロールのカスタマイズでパラメータをチューニング可能に
    • 中央設定機能、マルチアカウント環境のSecurity Hub統制が強化

セキュリティ分野苦手だけど避けて通れません。
Security Hubは全体を統制できるので使うのも怖い。

AWS IoT と周辺サービスのアップデート紹介

AWS事業本部 コンサルティング市田善久さん

  • IoT SiteWiseの紹介

IoT全然わからん。

目指せ THE FRUGAL ARCHITECT !!

アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 ソリューションアーキテクト 久保 和隆様

  • THE FRUGAL ARCHITECT:倹約的なアーキテクト
    • コスト体系と収益モデルが噛み合わなければ崩壊する
    • 節約は支出の最小化ではなく価値を最大化すること
    • コスト削減のはじめの一歩は見える化
    • 開発費用は高くても長期的には運用費用には及ばない

うなずくことしかできない内容でした。

チームメンバーが増える!?Amazon CodeCatalyst の最新アップデート

アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 ソリューションアーキテクト 吉川 幸弘様

  • CodeCatalyst:GitHubみたいなサービスでオールインワンな統合プラットフォーム
    • SSOでコラボレーションできる
    • CI/CDパイプラインをGUIで作れる
    • 自動化された開発環境:ランタイム込みで環境を作れる
    • Amazon Qの統合
      • 課題をQにアサインするとコード書いてPR作ってくれる
      • PRの説明や要約をしてくれる

CodeCatalystとQの統合は便利そう。
すでにVSCode使ってる身としては、プラグインに期待だ。

VMware Cloud on AWSの激熱アップデート紹介

AWS事業本部 コンサルティング部 荒平 祐次(arap)さん

  • re:Invent期間でのアップデート数:223個
  • VMware Cloud on AWS
    • i3.metal, i3en.metal, i4imetal
    • 専有ハードの上で、リソース内なら仮想マシン縦放題
  • VMware Cloud Blogという公式ブログでアップデートが発表、What's New には載ってない
    • m7i.metal発表、外部データストアがついてないので、FSx利用が必要
      • ディスク部分が分かれたので柔軟性は増えた

元々VMWare利用してた人が使ってるんですかね?

新サービス「Aurora Limitless Database」の紹介

CX事業本部 Delivery部 岩田智哉さん

  • Aurora Limitless Database
    • 書き込み性能をスケールアウトできる
      • シャーディングを自動化、シャードを意識しなくて良くなった
    • Grovevr:ストレージエンジン
      • フラグメントをスライスに分割するなどもしている
    • Caspian:AWS開発のハイパーバイザー、インスタンスの再起動不要でスケールアップ可能
    • Amazon Time Sync Sercie:マイクロ秒単位で時刻同期できるサービス、専用ハードウェアで実装
      • ノードの時刻がずれないように各ノードが信頼区間もって対応できることに貢献
    • sharededが向くテーブル
      • 書き込み多いテーブル
    • sharededかつco-locatedが向くテーブル
      • 異なるテーブルを同じシャードに入れれるのでジョインしたい場合
    • referenceが向くテーブル
      • 頻繁に参照や結合されるテーブル
      • 書き込みが少ないテーブル
    • テーブル作成のDDLに付与して設定する

シャーディングの内部の話でめっちゃ面白い。

アナリティクス+ML新機能おさらいと注目サービスを深掘り

データアナリティクス事業本部 Nayuta S.さん

  • データ活用の運用は大変
    • データパイプラインが動かなくなる
      • データ仕様が知らずに変わった
    • 手動の作業が必要
      • データカタログに説明を付けたい
    • データ分析のノウハウ必要
  • Amazon Q generateive SQL自然言語からRedshiftのSQLを生成
  • Amazon Sagemaker Canvas自然言語指示サポート
  • Amazon Glue Data Qualityが異常検出と動的ルールに対応
  • Amazon DataZoneのビジネスデータカタログ機能強化

自然言語SQL作れる機能をAthenaにも拡張してください。

所感

寿司おじさん何のその。アルコールが提供されている勉強会最高ですね。
ただし、家に変えると勉強して来たんじゃなくて単に飲みに行ってたと言われる諸刃の剣です。

さて、re:Invent は生成系AI祭りかと思ってましたが、今回の話ではそれ以外の知らないアップデートがたくさん聞くことができたのがとても勉強になりました。
特に、Aurora Limitless Database の仕組みは面白かった。
内部のストレージエンジンのGrovevrの話とか初出ですね。
VMWare利用時のメタルインスタンスAWSにあるのは知りませんでした。
自分で調べると興味のある分野に偏ってしまうので、満遍なく聞くことができることができたのがいい刺激になりました。

「AWS re:Invent 2023 ランチタイムおさらい会!」 #jawsug_recap 受講メモ

AWS re:Invent 2023 ランチタイムおさらい会!(by JAWS-UG有志)

jawsug.connpass.com

セッション

re:Invent 2023の主要キーノート4つ全部を15分でおさらい

みのるんさん(JAWS-UG東京 / SRE支部

speakerdeck.com

  • ピーターさん(インフラ)
    • Aurora Limitless Database
      • 自動スケールアウトに対応
      • Serverless はスケールアップだった
    • ElastiCache Serverless
    • Reshift Serverless
      • ノード拡張やリクエスト分散をAIで自動化
  • アダムさん(メイン)
    • S3 Express One Zone
      • シングルAZだけどスタンダードより読み取り10倍
    • 新CPU
      • Graviton4
      • Tranium
    • Bedrock のファインチューニング対応
      • 理想のQA集でのラベル付け
    • Titan の継続的な学習
      • ラベルなしに対応
    • Agents for Amazon Bedrock
      • RAG を自分でやってくれる
      • 参照データは Knowledge Bases for Amazon Bedrock に置く
        • S3 においたデータをベクトル変換して Agents から参照できる
    • Guardrails for Amazon Bedrock
      • ガードレール機能でフィルタリングできる
    • Amazon Q
      • ビジネス向け
        • マネコンからGUI操作でできる
      • 開発者向け
        • マネコンやIDEにチャットボット
    • Redshift のゼロ ETL
    • Datazone の AI レコメンド
      • 社内のデータを統制してくれるDataZoneにAIサポートが追加された
      • 「こんな分析に使える」とかアドバイスしてくれる
  • スワミさん(機械学習
    • Anthropic Claude 2.1
    • Meta Llama 2(70B)
    • Titan Text Light/Express の GA
    • Titan Multimodal Embeddings
      • テキストだけじゃなくて画像混じりの入力をベクトル変換
    • Titan Image Generator
      • Titan も画像生成できるように
    • Model Evalution on Amazon Bedrock
    • Vector engine for OpenSearch Serverless
    • ベクターデータの格納先の追加
      • Vector engine for DocumentDB
      • Vector engine for DynamoDB
      • Vector engine for MemoryDB for Redis
    • Amazon Q in Amazon Redshift
    • Amazon Q in AWS Glue
    • Amazon SageMaker HyperPod
      • 基盤モデルの分散トレーニング中に落ちても継続してくれる
    • SageMaker Clarify の生成AIモデル対応
    • Amazon Neptune Analysis
    • OpenSearch Service のS3とゼロETL統合
    • AWS Clean Rooms ML
  • ワーナーさん
    • Mangament Console myApplications
    • CloudWatch Application Signals
    • SageMaker Studio Code Editaor
    • AWS Application Composer in VSCode
    • Inspector CI/CD コンテナスキャン

セキュリティ、ガバナンス、開発系で気になった機能n選

佐藤 智樹さん(JAWS-UG CDK支部

dev.classmethod.jp

  • AWS Config が日次記録をサポート
    • コストを抑えてリソース管理可能
  • AWS Console-to-Code
    • コンソールの操作を CFn/CDK に変換
    • まだEC2のみ

re:Invent 2023で登場した運用開発用の可視化ツールたちを実際に見てみよう

前原 良美さん(JAWS-UG配信部)

speakerdeck.com

  • AWS Application Composer in VSCode
    • マネコンのアプリケーションでD&Dでいい感じにCFnやSAMが作れるサービスのVSCode拡張
    • サポートするリソースが13から1,000に増えた
    • 生成AIでのレコメンド
  • myApplications in the AWS Management Console
    • マネコンのホームウィジェットを追加できる
    • モニタリングやアラートの一覧を表示できるように
  • AWS Cost Optimization Hub
    • AWS Security Hubのコスト版みたいなハブ
    • 有効化して24時間ほど待てば使える

コンテナ支部recapをrecapしよう。気になったコンテナの周りのアップデートを紹介

Yoshitaka KOITABASHIさん(JAWS-UGコンテナ支部

speakerdeck.com

  • ECR のパブリックギャラリーの検索の絞り込みができるように
  • EKS の延長サポート
  • App Runner 改善
    • カスタムドメインの簡単な関連付け
    • IPv6対応
    • リージョン追加
  • ECS の予測不可能なスパイクに対するアプリケーション回復性を向上
    • 起動中のヘルスチェックで異常を検知して終了する動きをしていた
    • 正常系の状態があるまで残すように設定できるようになった
    • maximumPercent を200%とかに設定して対応できる
  • Fargate の SOCI 選択可能
    • lazy loadingとは
      • 重いコンテナで起動に必要なレイヤーだけで先に起動できる
      • SOCIインデックスの準備が必要だった
    • SOCIを全部に付けなくても lazy loading が使えるようになった
  • ECS でタスク起動の冪等性サポート
    • 再試行で必要以上のタスクが立ち上がらないように
  • Moutpoint for Amazon S3 CSI ドライバーの対応
  • Fargate を含む GaurdDuty ECS ランタイムサポート
    • サイドカーコンテナでGuardDutyのエージェントを入れてチェックできる
  • Amazon Inspector が開発者ツールと統合してコンテナイメージのセキュリティを強化

所感

1週間のre:Inventを1時間に圧縮しているので密度がすごかった。
みのるんさんのキーノートまとめすごい助かりました。
気になる機能をピックアップして調べていきます。

「JAWS-UG東京 2023 〜Bedrock Night〜」 #jawsug_tokyo 受講メモ

JAWS-UG東京 2023 〜Bedrock Night〜

jawsug.connpass.com

気になるところだけメモメモ。

セッション

Amazon Bedrock のはじめ方

久保 隆宏さん(アマゾンウェブサービスジャパン合同会社 / AIML Develeper Adovocate)

speakerdeck.com

  • Bedrock モデル
    • AI21labs
      • 文章構成や要約に特化したモデル
      • 日本語使えない
    • ANTHROPIC
      • Claude は GPT-3.5/GPT4 と近い精度を日本語でも持つモデル
    • co:here
      • テキスト生成のコマンド、ベクトル表現の Embded
      • エンプラ向けにサポートも提供
    • Meta AI
    • stability.ai
      • Stable Diffusion など
    • Amazon
      • Amazon Titan、不適切または有害なコンテンツを減らす
  • Playground で試せる
    • Claude:回答が途中で切れた場合 length 設定を長くすればよい
  • Model invocation logging (Preview)
    • 入出力ログやパラメータまで取得可能
  • サービス開発・運用・営業に効果が大きい
    • コード補完だけではなく営業メールの補完や稟議書提案などでも使える

エンジニアは当たり前に使い出してるけど他の業種にもすぐ波及しそうですね。

LINEとSlackとBedrock

森田 和明さん(富士ソフト株式会社 / 2023 AWS Ambassador)

speakerdeck.com

  • Lambda 利用
  • LangChain 使うと
    • Human: Assistant: は勝手につけてくれる
    • DynamoDB 対応してて永続化してくれる

LINE や Slack と LLM は相性がいい。

RAG Approach on AWS ~Kendraの検索API、ひとつじゃないって知ってた?~

小杉 隼人さん(株式会社セゾン情報システムズ

speakerdeck.com

「Kendra は高いサービス。シンプルに実装できるので費用対効果あり」
そうなのか!構築費や運用費考えるとやるかちありか

Amazon Bedrockで画像生成AIを始めよう -素敵画像を作る文学とAI絵師Bot のススメ-

横井 公紀さん(TIS株式会社 / AWS Top Ambassadors #1 Japan)

  • boto3bedrock-runtime 利用
    • Stable Diffusion 利用
    • sfg_scale 数字を大きくするとプロンプトに忠実になる
      • 大きくすると色合いがおかしくなったり崩れたりすることも
      • 下げるとプロンプトと関係ない画像がでることもあるが絵は安定する
      • 7ぐらいがオススメ
    • steps 数字を大きくすると質が高くなる
      • 51以上は料金が倍になる
    • base64 で戻るのでデコード必要
      • S3 において URL を返すなどの実装で画像を返す

Stable Diffusion 使うときのヒントになりました。

BedrockでRAGをできるだけシンプル&低コストでつくってみた

堤 拓哉さん(NRIネットコム株式会社)

tech.nri-net.com

RAG 作ってみたかったけど Kendra 高いと思ってたので、S3 利用のこの方式は試さないと!

LangChain❤️Bedrock

吉田 真吾さん(株式会社サイダス / 株式会社セクションナイン)

  • LangChain 使えばモデルの入れ替えなどがとても簡単
    • 抽象化、モジュラリティが高い、移行しやすい

「精度的には Claude2 一択!」だそうです!

所感

Kendra には料金だけの価値があるはずとはわかっていても、1ヶ月の無償期間があるにしても、試すハードルが高くて手が出せてません。
RAG するなら Kendra 必要と思ってたけど、別の選択肢もあるのか。

「JAWS-UG朝会 #51」 #jawsug_asa 受講メモ

JAWS-UG朝会 #51

jawsug-asa.connpass.com

今朝は暖かい朝でした。

セッション

セッション① インフラエンジニアのためのLambda実践入門

クラスメソッド株式会社 つくぼしさん

speakerdeck.com

  • Lambda メリット
    • L4 以下ネットワーク意識しない
    • OS 意識しない
    • 大量リクエストが無い限り高額課金にならない
  • Lambda デメリット
    • 制限事項多い
      • メモリ10GB/実行時間15分/エフェメラルディスク10GB/同時実行数1,000
    • ステートフル
    • カスタムレイヤー使うとモジュールを意識する必要がある
  • 似たサービスとして Glue Python Shell
    • メモリ16G、エフェメラルディスク20GB
    • 実行時間の上限なし
    • デメリットは Python のみで Lambda より高くなりやすい
  • IaC は SAM がオススメ
  • 言語は Python がオススメ
    • リンター/フォーマッターは有効化
      • Flake8/Black/isort/mypy
    • コメントを入れる基準
    • logging モジュールを用いてログを出力する

大量のデータを処理するなら Glue Python Shell も便利ですね。
意外と知られてないっぽい。

セッション② 意外と多機能?Transfer Family for SFTPを使ってみよう ~SSHの認証方法ごとに構築方法をご紹介~

アイレット株式会社 畠山大治さん

  • Transfer Family とは
    • インターネット経由で S3 や EFS にデータ転送できる
    • ダウンロードやモニタリングもできる
    • SFTP サーバーをフルマネージドで提供
    • 鍵認証なら IdP も Transfer Family 内で解決

FTP ベースで作っているレガシーなシステムを AWS で使いたいときとかに利用とか?
FTP はもう使ってないからあまりユースケースが思い浮かばない。

LT① AWSマルチアカウント管理の考え方!(5分編)

NRIネットコム株式会社 丹勇人さん

  • ガードレール : AWS Organizations(SCP), AWS Config
  • セキュリティ(防御・検知) : AWS CloudTrail, Amazon GuardDuty, AWS Security Hub
  • ゼロトラスト : AWS IAM Identity Center, IAM, Access Analyzer

LTというより濃密な話でメモる暇もなかった。
マルチアカウントの運用は大変だけど、IAM Identity Center だけでも入れるとだいぶ楽になります。

LT② 「AWS基礎100本ノック」をやってみた。

GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社 上地申吾さん

speakerdeck.com

  • AWS Skill Builder に「100本ノック」がある
    • 入門編1しかない?
    • 入門編2以降がなくて10本で終わってしまった

100本ノックなのに10本しか無いとは。
AWS の中の人続きもがんばってください。

LT③ Amazon Connectを使った無人監視

原野昌幸さん

zenn.dev

  • Amazon Connect とは
    • クラウド上にコンタクトセンターを用意でき、受電だけではなく API で電話をかけることもできる
    • APIG を介して受けた監視イベントを SFn で処理し、アウトバウンド API を実行して電話をかける

アウトバウンド API を利用することでオペレータを介さずに電話通知ができるのか。

所感

今日も幅広くて面白い内容でした。
Python Shell 意外と知られてないのね。
Glue 使ってないと気がつくことはなさそう。