omuronの備忘録

個人的な備忘録

「Hello AWS App Runner!」 #ContainersFromTheCouch 受講メモ

aws-container.connpass.com

マネージドでコンテナを簡単にデプロイできる App Runner です!

セッション

Hello AWS App Runner!

spesnova (@spesnova)さん
トリ (@toricls)さん

www.youtube.com

  • App Runner : AWS 上で簡単かつ最速でコンテナサービスをビルド実行するサービス
  • 以下のいずれかで簡単に実行
  • マネジメントコンソールから、「App Runner」を検索してシュッと実行できる
    • ECR ならプロジェクト名決めてコンテナ URI 指定するぐらい
      • public なら手動デプロイが基本
    • GitHub なら GitHub connection 設定が必要
      • 接続名は GitHub のユーザー名やオーガニゼーション名など入れるとわかりやすい
      • 自動デプロイできる
  • CloudFormation が裏側で動くような仕組みではない
    • VPC の Quota 制限にかかるなど、Quata 制限は気にしなくていい
      • ゆえに内部でつくられた VPC などは見えない
  • リクエスト数に応じてスケールする
    • しきい値だけ設定する
      • 超えるとスケールアウトして割るとスケールインする
      • 秒間でさばけるコンカレントリクエスト数で計算される
        • リクエスト返し待ちがたくさんたまらないとスケールしない
    • 最小サイズは1インスタンス
      • コールドスタートを防ぐため0にはできない
  • ヘルスチェックはアプリと同じポートになる
    • パスもルートのみ
  • インスタンスロール
  • カスタムドメインにも対応
    • 自分の DNS に CNAME と 証明書検証の設定をする
    • 設定後1-2日後に利用できる
  • アクションから一時停止できる
    • コンテナが停止する
  • Lambda + APIG との違いは?
    • コンテナプロセスが常駐する
    • Lambda は常駐しないのでその違いがある
  • 本番での利用にも耐えうる
    • マネージド部分に手を入れたくなったら ECS もあり

所感

App Runnner (間にスペースが入る)は、本当に手軽にコンテナをデプロイできますね。

ECS Fargate がでて、だいぶ簡単になったとはいえ、理解してデプロイしようとすると結構時間かかりますし、AWS Copilot 利用すると比較的 Fargate 環境は簡単につくれるけど、CloudFormation が作られてデプロイされるあたりで、結局管理するのが多くて大変ですし。

その点、 App Runner だと裏側で VPC + ALB + Fargate が動いているとは想像できるとけどすべてマネージドなので、何も気にしなくていいというのが素晴らしいと思います。
すでに構築している VPC 内部のリソース(RDSなど)と連携したい場合とかだと利用できないぐらいでしょうか?
開発環境でこそ利用したいと思いますが、現時点だと WAF と連携もできないというのも気になる点ですね。
今後の成長が楽しみなサービスです。