omuronの備忘録

個人的な備忘録

「AWS re:Invent 2020の現状おさらい、AWS2021 主要Updates 第一夜」 #awsbasics 受講メモ

awsbasics.connpass.com

今週はお昼の「AWSの基礎を学ぼう」はお休みで、「AWS re:Invent 2020の現状おさらい」が毎日開催されます!
出れるのが確定してから勉強会には申し込むので遅れがちになるのですが、すでに400名突破でキャンセル待ちだったので、ブログ枠で申し込みました。

で、Zoom の URL 確認しようと開くと

f:id:omron:20211122185247p:plain

450名に拡張されてますね...
通常枠でも受けれたのですが、概ねメモブログ書くからまあ問題なしです。

AWS re:Invent 2020の現状おさらい、AWS2021 主要Updates 第一夜

講師:アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 エバンジェリスト 亀田氏

re:Invent

  • 「re:Invent」再発明という意味
    • エンジニア業界ではそんないい意味ではない
    • プロ以外はビジネスに集中しよう
  • 学びの場
    • Work hard, Have fun, and Make history
    • 学んで遊んで歴史を作ろう
  • 5 Keynotes + 1 Have Fun
    • 1つはパートナー向けなので実質は4つ
    • Midnight Madness 復活!
  • re:Play はオフラインのみ
  • 22 Leadership SEssions
    • ここでも新しいサービスが発表される
      • S3 の整合性とかもここで発表された
      • キャッチアップがとにかく大変

Late Night

  • Midnight Madness の代わりに2020年は行われた
  • EC2 Mac Instances 発表
    • EC2 Dedicated Hosts で提供
    • ベアメタルとはちょっと違う
    • Nitro Security Chip など AWS 専用のハードとハイパーバイザーが入ってる
      • Mac mini そのままではない
      • 通常の EC2 と同じように AWS サービスと連携可能になる
      • Nitro I/O カードでの通信
      • Nitro Security Chip をベースとしたシステム管理コントローラー
      • 電源も Mac とは別のもので交換可能になっている
    • Mac 用ソフトのデプロイ環境に使う

KeyNote

  • 今年は Andy Jassy ではない
    • Amazon の CEO になったので
  • AWS CEO の Adam Selipsky が行う
  • マーケットセグメントシェアを言うのは、re:Invent だけ
    • re:Invent 関連以外では、プレゼン禁止
    • マーケット1位だけど、ドルベースだと Alibaba が実は強い
  • 過去のキーワード
    • Builders
    • New Normal
    • Freedom
    • Super Power
    • I want it all and I want it now
      • 機能が似ているサービスはたくさんある
      • 好きなのを使ってもらう
      • Amazon は小売店なので、AWS も同じようにたくさん揃える
    • Transformation
      • Don't stop me now
      • EBC: 企業の経営者に来てもらって話す、専用の場所も備えてる

2020年発表内容

  • EC2 インスタンス
    • 400種類以上
    • 増やすと利益率悪くなるので普通の IT ベンダーは増やさないが AWS は増やす
    • CPU: Intel(Xeon), AMD(EPYC), AWS(Graviton2)
      • Intel
        • M5zn: CPU クロックが一番早い、4.5GHz
        • R5b: EBS だとオーバーヘッドがあるが、これは3倍早い IOPS が出る
        • D3: エフェメラルディスク最大48TB 詰める、内蔵のため壊れるとスケールしてないのでデータは飛ぶ
        • D3en: 336TB、D3の倍の6.2MiB/sスループット、75Gbps のネットワークバンド、東京には無いので日本では要望が少ない?
      • AWS Graviton2: R6g などおしりに g がついているのが Graviton
        • C6gn: 100Gbps を実現するネットワーク特化型
      • AMD
        • G4ad: Graphics の G、GPU
      • Intel Habana Gaudi 発表、DL1 インスタンスとしてリリース、機械学習向けモデル
      • Habana Gaudi のあと Trainium 発表、AWS 版の Habana Gaudi みたいなもの
        • スポンサーの Intelカニバル商品をすぐにだすのが AWS らしい...
  • ECR Public Repository
    • Docker Hub の AWS 版みたいなもの
    • IAM ベースで制御できる
    • KMS で暗号化可能、スキャン機能付き
  • AWS Lambda
    • Container Image Support for AWS Lambda
      • OCI 準拠のコンテナが動くようになった、最大10GByte のイメージ
      • ECS Fargate よりスケール速度が早いのがメリット
      • ECS Fargate はステート持てるけど、Lambda はステートレスなので注意
        • Fargate と同じコンテナは使えない
    • 課金単位が 1msec
  • ECS Anywhere
    • オンプレサーバーで ECS が動く
    • ECS エージェント必要
      • Systems Manager (SSM Agent)経由でインストール可能
  • EKS
    • EKS Anywhere
    • EKS Distro
      • AWSOSS として作成
      • EKS から AWS 独自機能を抜いたもの
      • k8s 準拠
      • EKS は9ヶ月でアップデート、EKS Distro はそれより少し長い16ヶ月
  • AWS Proton
    • CFn で作ったマイクロサービスアーキテクチャを管理できる
    • CFn の管理をマイクロサービス用に最適化
      • バージョン管理できるようになる
  • ストレージ
    • gp3 volumes
      • 新世代汎用 SSD ブロックストレージ
      • gb2 がデフォルトだけど gb3 のほうがいい、デメリットほぼ無し
      • 独立したプロビジョニング
        • IOPS のスループットとストレージキャパシティを別々に管理できる
        • gb2 はストレージ容量に応じて IOPS が増える
    • io2 Block Express
      • io2 より4倍高速、低レイテンシー、99.999% の可用性(他の EBS は 99.99%)
      • R5B 専用の SAN ストレージ、EC2 側のパフォーマンスがないと活用できないため
  • RDS
    • Aurora Serverless
      • CPU 利用してないときは返す、ゆえにコールドスタートが遅い
      • Serverless v2 は秒単位でコールドスタートできる、GA はまだ
    • Babelfish for Amazon Aurora PostgreSQL

所感

スタート時点で、130名ちょいで「少ないね...」とぼやきたくなるのもわかる参加率の低さでした。
途中は200名超えたのですが、歩留まり50%割ってましたね。
オンラインとはいえ参加できないと主催者に悪いので参加できることが確定した後に勉強会申し込むのですが、枠がなくて入れないことも多いので予め抑えておきたい気持ちも分かります。
せめてキャンセルはするようにしたい/してほしい。

過去 re:Invent は5回行っており、Keynote を現地で聞いて盛り上がることが多かったのですが、去年はオンラインでの開催だったため記憶があまりない状況です。
Mac インスタンスは衝撃的だったので覚えているのですが、それ以外は「あーそれもあったなぁ」という感じでした。
AWS Proton は良さげに思ったのに使わないまま今に至ってます。
Aurora Serverless は、プロダクトでは使いにくそうなので使わず。

またラスベガスに行って、現地で盛り上がってそのまま色々試したいと思いました。
次はいつ行けるだろう?